
会長挨拶
会員の皆様、改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
平素は当会にご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は定時総会がコロナ禍により開催できず、書面による審査となりましたが、理事の皆さまのご理解、ご協力で全議案ご承認を頂き、今日まで進捗することができました。心より感謝、御礼申し上げます。コロナ禍という特異な事態の下ですが、引き続きご支援を頂きますよう宜しくお願い致します。
さて、今年は年明けから内外ともに心配な事態が続いています。
その一つは北朝鮮が立て続けに強行する弾道ミサイルの発射であり、2つ目はロシア軍大部隊の国境展開により緊迫するウクライナ情勢、3つ目はトンガの海底火山噴火による津波の被害、そして新型コロナ・オミクロン株の感染拡大で、京都府も大阪・神戸と共にまん延防止等重点措置が適用されることになったという事であります。
どれも年明けから我が国の安全保障、外交、防衛、防災・減災といった社会活動や景気・経済に関わる重大な問題で、国民の生命、財産、生活を守るために的確な対策を立てて頂くよう強く望みます。
特にコロナ対策については、私たち一人ひとりが日常から基本的なルールを守り、実行することが大切であり、そのことが結果的にコロナ・オミクロン株の感染を1日も早く終息させることに繋がるものと思います。
年頭から明るい出来事もありました。
この16日に、2年ぶりに開催された皇后杯第40回全国都道府県対抗女子駅伝で、京都が2020年大会に続く2連覇、最多記録となる18度目の優勝を果たしました。全国47都道府県から選ばれた乙女たちが郷土の誇りを胸に都大路をひた走り、襷を繋ぐ感動を覚えました。
本年度も当会理念のもと、「温故創新」の想いで邁進してまいります。
皆さまの益々のご健勝、ご活躍と事業のご繁栄、そして新型コロナ感染症の一日も早い終息を祈念申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。


山科経済同友会とは
私たちは緑豊かなこの山科・醍醐地域において、経済文化の発展と地域社会の 繁栄を願い、昭和44年、地区唯一の経済団体として発足いたしました。
それ以来、地域の発展開発と安寧秩序を守る活動をはじめ、行政機関との連携を図り、地域住 民のご支援を得て、数々の事業を推し進めてまいりました。
そして結成30年を迎 えた平成11年には、先輩方の弛まぬ努力と情熱が認められ、公益法人としての許
可を受け、これまで以上に地域文化の担い手として大きな役割を果たす団体として 多岐にわたる活動を展開しております。
平成26年には結成45周年を迎え、会員相互の研鑽に努めるのは基より、地域 経済の活性化をはじめ、地球環境保全意識の高揚、次世
代を担う青少年の育成事業、 また地域行政機関との連携を密にし、多方面で活動されておられるボランティア団 体とのネットワークを
図り、住みよい街、活気溢れる山科・醍醐地域の実現に向け 各種事業を展開してまいります。
主な事業内容
- 地域経済の振興発展に関する事業及び調査研究
- 企業の体質を改善強化するための事業
- 地域経済を取り巻く今日的課題の克服に向けた調査研究及び実践事業
- 地域各種経済団体等との交流及び協力
- その他本会の目的を達成するために必要な事業